WCCの今と昔をつなぐ OB通信

ご挨拶 – OB会会⻑ 柳井
盛夏の候、皆様におかれましてはお元気でご活躍のことと存じます。
このOB通信をお届けする頃には各地で梅⾬が明けていることと思いますが、梅⾬明
け前から酷暑⽇に近い猛暑⽇が続いています。私が⼦供の頃は気温が35℃以上になる
と「体温を超えるぞ」と⼤騒ぎしたものですが、ゲリラ豪⾬に猛暑⽇・酷暑⽇はもは
や異常気象ではなく、これが普通になっていくのでしょうか。
皆様も気に掛けてくださっている今年の新⼈部員ですが、現役諸君の奮闘により1
年⽣が7⼈⼊部しました。それでも総勢12⼈なのでまだまだ安⼼はできませんが、少
しずつでも部員が増えることを期待したいと思います。
夏合宿の⾏程は主将からの報告のとおりですが、従来は合宿先から除外されていた九
州を⾛ります。熊の出没を懸念される親御さんがいらっしゃるため、熊が⽣息しない
九州が選ばれました。また、テントを張って薪で⾃炊ができるキャンプ場も限られて
きており、キャンプ地の選定もなかなか難しく、ネットカフェにも泊まります。時代
を反映して合宿の在り⽅も変わらざるを得ないですね。それでも80㎞から100㎞を
⾛りますから、決して楽なコースではないと思います。また、厳冬の北海道をテント
と鍋を積んで⾛る部員がいますから、まだまだWCC魂は健在です。嬉しいことで
す。
さて、OB会ホームページでは新たに「WCCの思い出」、「今の私」を掲載します。
タイトルは未定で不定期投稿ですが、第1期の菅原先輩から始めていただき、菅原先
輩に次の執筆者を指名していただき、その⽅が次の⽅を指名してと、襷を繋いでいき
ます。ご期待ください。
次に役員退任のお知らせです。IT局⻑として活躍してくれていた藤原さんが学業(放
送⼤学⼤学院修⼠2年⽬)を優先するために退任しました。OB会ホームページの再構
築に尽⼒してくれたことに改めて謝意を表するとともに、学業成就をお祈りしたいと
思います。当⾯は他の役員が⼿分けして業務を執り⾏いますが、⾃薦・他薦を問わず
候補者を募集しますので、よろしくお願いします。
最後にOB総会のご案内です。来年2027年11⽉27⽇(⼟)に⼤隈ガーデンハウスで
の開催を予定しています。今から予定表にご記⼊ください。総会スタッフも募集しま
すので、併せてよろしくお願いします。
第 64 代執⾏部メンバー紹介 – 第64代顧問兼主将 加藤
63代に引き続き64代顧問兼主将を務めます、基幹理⼯学部数学科3年の加藤です。
昨年度は四国お遍路や紀伊半島、北海道をはじめとする様々な場所で合宿をしたりソ
ロで⾃転⾞旅をしたりした⼀⽅で、秋以降はクラブの過疎化に悩まされ来年はどうな
ってしまうのかと⾮常に不安でした。それでも今年新⼊部員が⼊ってきてくれたの
は、現役部員と卒業されたOBの⽀えのおかげであり、感謝してもしきれません。昨
年の反省を踏まえてWCCの活動をより多くの⼈が楽しんでくれるよう頑張って参り
ます。今後ともどうかWCCの⾏く末を⾒守ってください。
基幹理⼯学部1年の尾中です。⼤学に⼊ってからロードバイクを始めました。遠
くまで⾛ったり、きれいな景⾊を⾒に⾏ったりするのが好きなので、いつか三浦半島
⼀周や淡路島⼀周にも挑戦してみたいと思っています。そのためにも体⼒をつけられ
るように頑張ります!よろしくお願いします。
基幹理⼯学部電⼦物理システム学科2年の⽮端です。今春就職した兄からロード
バイクを譲り受けたのを機に、サイクリングクラブに⼊会しました。⾃転⾞に乗って
いると⽇常⽣活を忘れて無⼼になれるので楽しいです。⽇帰りランやナイトラン、ヤ
ビツ峠TTなどすでにかけがえのない思い出となっています。毎回のランで峠やきつ
い坂を登りますがその⾟さが癖になってきました。ドMかもしれません。輪⾏と⾬と
⾍刺されはまだ苦痛です。これから夏合宿や同志社⼤学との交流会にも参加できたら
なと思っています。よろしくお願いします。
⽂化構想学部1年の浜島と申します。⾼校⽣の頃はワンダーフォーゲル部に所属
しており、その登⼭中に⾃転⾞で⼭を登っているファンキーなナイスガイを⾒て⾃分
もあんな⾵に⾛ってみたい!と思い部室の扉を叩いて⼊部を決意しました。坂道は想
像以上にキツく、修⾏僧になったつもりで登っていますが、登り終えた後の達成感と
眺望の美しさで相殺されて毎度⼤変良い思い出になっています。まだ体⼒が覚束ない
状態ではありますが、鍛錬して⾊々な場所へランに⾏けるようにしたいです。
創造理⼯学部総合機械⼯学科1年の⽒家です。中学のころから⾃転⾞で1⼈で遠
出したりしていて、ロードバイクは⾼1のときに買ってもらって今も乗っています。速
く漕ぎたい気持ちよりも⾃転⾞でゆるく漕いで素晴らしい景⾊をみんなとたくさん⾒
に⾏きたいです。峠や坂はまだまだ全然登ったことは無かったのですが、下りの爽快
感のためなら頑張れそうだと今のところ感じています。これからも活動に参加して、
サイクリングの楽しさを分かち合いたいです。よろしくお願いします。
夏合宿のお知らせ – 基幹理⼯学部3年 加藤
2026年夏合宿のコースが決定しましたのでお知らせいたします。今年の開催地は、
例年の関東・東北・北海道ではなく、九州地⽅となりました。クマの⽣息地域でのキ
ャンプ泊等の活動は部員やご家族の同意を得られないケースがあり、より多くの部員
に安⼼して参加してもらえるよう配慮した結果です。
概要としましては、福岡から伊万⾥、⻄海、⻑崎、雲仙、熊本、⼈吉、椎葉、阿蘇、
九重、由布、別府を通るコースとなっています。⻩⾊ジャージを着て⾛る⾃転⾞の集
団を⾒かけた際はぜひお声がけください。メールでご連絡いただければ当⽇のタイム
テーブルなど、お知らせいたします。
1 ⽇⽬ 8⽉21⽇(⾦)
集合は7:00神宮中央駅前の公園。志賀島を⼀周後、福岡市街に⼊る。国道263号線を
南下し、佐賀と福岡の県境をなす三瀬峠を越える。
泊地:ダムの駅 富⼠しゃくなげの⾥
98km 1373up
2 ⽇⽬ 8⽉22⽇(⼟)
7:00に出発し佐賀県道37号厳⽊富⼠線を⾛り、唐津相知町へ。その後筑肥線沿いを
通って伊万⾥市街で昼⾷をとり、佐世保へ向かう。この⽇は⽥園地帯を数多く通る。
泊地:⻄海国⽴公園⽩浜キャンプ場
82km 1560up
3 ⽇⽬ 8⽉23⽇(⽇)
7:00に出発し多島海の九⼗九島を眺め、佐世保から⻄海へ。その後海沿いの国道202
号線(サンセットオーシャン202)を通り、潜伏キリシタン関連遺産に登録されてい
る外海の出津集落へ⾏く。
泊地:⿊崎永⽥湿地⾃然公園
85km 1668up
4 ⽇⽬ 8⽉24⽇(⽉)
7:00に出発し⻑崎平和公園に到着後、この⽇はフリータイム。
泊地:⻑崎市街のネットカフェ
27km 568up
5 ⽇⽬ 8⽉25⽇(⽕)
7:00に出発し雲仙の⼭麓を⾛り、有明フェリーで対岸の熊本まで移動する。⽟名平野
を進み、三ノ岳麓に広がるみかん畠を上った先の公園で野宿する。
泊地:実⼭(げんやま)展望公園
96km 1434up
6 ⽇⽬ 8⽉26⽇(⽔)
7:00に出発し『草枕』で登場したみかん畠の峠の茶屋を通る。熊本平野を南下し宇⼟
市へ。娑婆神峠を越えてイオンモールに⽴ち寄った後、国道443号線でいよいよ⼭間
部へ⼊っていく。
泊地:道の駅 秘境の郷いずみ
80km 1380up
7 ⽇⽬ 8⽉27⽇(⽊)
7:00に出発し、⼦別峠を越え五⽊村を通り、⼈吉(球磨)盆地へ向かう。ジョイフル
で英気を養い約10kmものキャンプアップをする(湯⼭峠)。
泊地:⽮⽴⾼原キャンプ場
96km 2688up
8 ⽇⽬ 8⽉28⽇(⾦)
7:00に出発し、国道265号線を北上したのち不⼟野峠を越え、⽇本三代秘境の⼀つ椎
葉村へ⾏く。道中補給場所が存在しない為、⽔と⾷料には⼗分注意しなければならな
い。
泊地:⼥神像公園
61km 1655up
9 ⽇⽬ 8⽉29⽇(⼟)
7:00に出発し、R265を北上して外輪⼭を越え南阿蘇へ。旧道区間に存在する国⾒峠
は崩落が数ヶ所あって残念ながら通り抜けることができない。
泊地:道の駅 あそ望の郷くぎの
67km 1455up
10 ⽇⽬ 8⽉30⽇(⽇)
7:00に出発し南阿蘇パノラマラインを⾛る。草千⾥に到着後、待ちに待ったフリータ
イム。
泊地: 阿蘇市坊中野営場
28km 931up
11 ⽇⽬ 8⽉31⽇(⽉)
7:00に出発し、阿蘇から⼤観峰、ミルクロード、やまなみハイウェイ(牧ノ⼾峠)を
通り由布院へ⾏く。
泊地:道の駅ゆふいん
88km 1774up
12 ⽇⽬ 9⽉1⽇(⽕)
午前中はフリータイム。13:00に由布院を出発し、やまなみハイウェイを通り別府市
街に⼊る。南⽴⽯公園で解散する。
25km 402up
北海道冬季サイクリングの記憶 – 基幹理⼯学部3年 加藤
3年主将の加藤です。私は2025年12⽉26⽇から2026年1⽉4⽇にかけて、DCC
OBの企画した「年越し宗⾕岬」というイベントに参加してきました。最初にこのよ
うなイベントがあると知ったのは、私が⼀年⽣の頃参加した早同交歓合宿です。過酷
な合宿は何かとDCCの部員に聞いたところ、「年越し宗⾕岬」や「⽇本縦断」という
答えが返ってきました。⼀年後の同早交歓合宿でも、冬の北海道のサイクリングは景
⾊が最⾼だと⾔っている WCCのOBがいたのを覚えています。それから約1ヶ⽉後
DCC部員がmont-bellのギアを買い込んでいるのをSNS上で⽬撃して、「年越し宗⾕
岬」をやるんだなと確信し、私も⼊れてもらえないかと頼みました。DCCの⼈たちは
それを快く受け⼊れてくれて、それで参加が決まりました。
参加者は8名で、旭川から宗⾕岬まで⾃転⾞で⾛りました。半年以上経った今でも覚
えていることは多くはありませんが、強烈に印象に残っているものがいくつかあるの
でこの場を借りて紹介させてください。例えば早稲⽥駅から⼤洗駅まで輪⾏する時に
雪靴を履いて鍋とサイドバッグ、⾃転⾞を持った私を⾒る⼈達の困惑の表情(特に東
京メトロ東⻄線)、⾛⾏1⽇⽬のナイトラン中にフロントバッグの天板に⼊れていたス
マホを落としてしまったが3キロ戻った先で奇跡的に⾒つかったこと、⼆⽇⽬夜に⾷
べた⼭岡家のラーメンのニンニク臭がシュラフに染み付いてそれ以降ずっと取れなか
ったこと、早朝から響く除雪⾞の轟⾳、⼠別から苫前までの無補給区間にハンガーノ
ックに陥り譲ってもらったメープル⾵味のラスクの美味しさ、どうせ転んでも痛くな
いと思いながら下ハンドルを握って駆け抜けた霧⽴峠のダウンヒルの爽快さ、セイコ
ーマートのオレンジ⾊の看板が⾒えてきた時の歓喜とその後待ち受けるパスタの争奪
戦、DCCの平地巡⾏速度についていけず死んだこと、宗⾕岬に到着しテントを⽴てて
から⼣飯までの質の悪い眠り、最北端のモニュメントの前でWCCとDCCの部旗を
掲げることができて感無量だったこと(!)、私の持ってきた鍋の熱伝導率が悪く⼀向
に⽕の通らない鶏⾁に痺れを切らして⾷べてしまったこと、その結果4⼈が⾷中毒に
なり正⽉中下痢に苦しめられたこと、稚内に戻り半数は仕事があるのでお別れして残
された私たちは⾛るモチベーションが急激に落ちたこと、帰りのフェリーでは疲労で
ずっと寝ていたこと、等々です。
合宿中は些細なことで普段の何倍も楽しかったり苦しかったりで、平均すれば幸福度
はプラマイゼロだと感じます。しかし楽しいだけでは漠然とした不安に駆られるの
で、ちょうど良いのです。これからもスリルを味わえるサイクリングに挑戦し、部員
も巻き込んでいきたいです。



来年度実施のOB総会の実⾏委員メンバー募集
総会スタッフを募集いたします。
速いもので来年は5年に1度の総会の年になります。次回は65周年記念総会となり
ますが、過去に50周年と55周年の総会で会場として使⽤した⼤隈ガーデンハウス
は、1年前に予約しなければならないのでそろそろ準備を始めなければなりません。
5年前はようやくコロナ禍にも出⼝が⾒え始めた頃でしたが、⼤隈ガーデンハウスは
まだまだ利⽤制限が厳しく、その他の会場も100⼈以上収容可能で総会の会議と会
⾷を共に開ける場所がなかなか⾒つかりませんでした。そんなこんなの過去の経験を
織り込みつつ、次回の総会の準備をそろそろ開始致します。
OB会は平常時は10⼈⾜らずのスタッフで運営しているわけですが、総会時にはど
のような内容にするかにもよりますが20〜30⼈のスタッフが必要になります。⾃
薦、他薦を問わず多くの会員の⽅にスタッフとして協⼒していただきたいと思いま
す。
過去の総会はこんなだったけれども、次の総会はこんな⾵な総会で有って欲しい。今
までの総会では⼀般参加者としてお世話になってばかりだったから、今度の総会では
スタッフとして恩返しをしたい。今まで総会に参加したことはなかったけれども、こ
んな総会だったら是⾮参加したいという総会を⾃分の⼿で作ってみたい。仕事をリタ
イアして毎⽇が⽇曜⽇にもそろそろ飽きてきたので何かやってみたい。どのような動
機でも結構です。
総会の在り⽅に限りません。サイクリングクラブのOB会の在り⽅に新提案のある会
員の⽅もいらっしゃるかもしれません。OB会の在り⽅そのものを変えるのも総会で
す。しかも本気で変えるならその準備段階からスタッフに加わらなければ実現できな
いでしょう。もちろん様々な意⾒を持つ会員がいらっしゃいます。⼀⼈の思いの全て
が実現することは有り得ないと思います。けれども多くの友と競い合う中で⼀致点を
⾒出し、協調しながら⾃らを磨き上げることは早稲⽥に⽣きる者の醍醐味ではありま
せんか!
スタッフ希望の連絡はOB会ホームページの「OB会への連絡」欄を利⽤していただ
けます。WEBは苦⼿で紙のOB通信を受け取った⽅は封筒記載の住所に⼿紙を送って
下さっても構いません。皆さまからの連絡をお待ちしております。
(総会実⾏委員⻑経験者として) 20期 川村
