OB通信2020夏_6 一変した生活

一変した生活
商学部3年 青山

こんにちは。WCC3年の青山です。
私は2019年の9月から2020年の6月まで中国の寧波の大学に交換留学している予定でしたが、
新型コロナウイルスによって留学の中止を余儀なくされ、1月からずっと日本で過ごしています。
WCCの活動に復帰できるからそれもまたヨシ、と思ったのですが、
大学側からサークル活動を禁止され、それも叶わぬこととなりました。
今はただただWCCの部員たちと再会するのが待ち遠しくてなりません。

新歓活動もほぼできずじまいで、WCCに興味があるという新入生は数人いたのですが
SNSで連絡を取り合う以上のことはできず、
一緒に自転車で走ることはおろか直接顔を合わせることすら未だにできていません。
他のサークルも大体同じような状況らしく、期待に胸を膨らませて早稲田に入ってきた新入生の
ことを想うと不憫でやりきれない気持ちになります。
大学の講義室で授業を受け、休みには部の仲間と自転車で旅をし、時には酒を酌み交わす。
そんな生活が実はかけがえのないものだったのだと、新型コロナウイルスに
よって生活が一変した今、痛切に感じています。

大学の講義は全面オンライン授業で行われました。通学する手間が省けるからそちらの
方が楽だという声もありますが、やはり私は対面授業の方がよいと思いました。
というのも私の思う早稲田の一番誇れるところは「多様性」であり、様々な背景、主義思想、能力
を持つ人間がキャンパスに一堂に会し、互いに刺激し合いながら成長していく点に
あると思っています。そういった出会いが生まれる場であるキャンパスが開かれていないと、
早稲田に通っている意味が半減してしまいます。
ただ経済学を勉強するだけならわざわざ早稲田に籍を置いている必要はないのです。
一刻も早く対面授業が再開されることを願っています。

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